婚活疲れの原因や対処法~マッチングアプリ疲れが急増中~
婚活方法の中で主流となっているマッチングアプリ。実は利用者の9割が「マッチングアプリ疲れ」を経験しているというデータがあります。マッチングアプリの成婚率は約20%といわれる中で、かなり多くの人が婚活疲れを経験しているのは間違いなさそうです。
具体的に 約9割が感じるマッチングアプリ疲れの理由第1位は男女ともに『メッセージが面倒』。
第2位は『メッセージと実際に会った際のギャップ』でした。
また、メッセージに時間を費やしたにも関わらず、結局会えなかったり、会ったときにギャップを感じて、無駄になった時間になったと感じているのです。
このようにマッチングアプリでの婚活疲れが多い現実の中で、恋活ならまだしも、真剣に婚活している人はマッチングアプリとの関わり方を見直す機会があっても良いのではないでしょうか。
婚活疲れが続くと、日々のモチベーションが上がらなかったり、ストレスも溜まっていきます。結果として婚期を逃す結果にもなるので注意が必要です。
それでは、マッチングアプリで婚活疲れをしてしまった人は、どのように対処すれば良いのでしょうか?
マッチングアプリに疲れた人の対処方法について見ていきましょう。
ページコンテンツ
婚活疲れが起こる主な原因
長年使ってもなかなか成果の出ないマッチングアプリのストレスの原因を確認しましょう。原因がわかればあなた自身の解決策も見つかりやすくなります。
マッチングアプリを始めたばかりの人が陥りがちな事例
初めてマッチングアプリを使い始めた人がすぐに疲れてしまう、陥りがちな罠があります。その原因は両極端な2パターンです。
1つ目は「登録と同時にたくさんの『いいね』が一気にくることで出会いがありすぎる」
「『いいね』が多くて捌ききれない」
「そもそもめんどくさい」
などのパターンです。
特に女性は登録後にお申し込みが殺到しますが、少しすれば落ち着きます。
今のペースで「いいね」が続くとは限らないので、この波に押されてしまう不安は持たなくて大丈夫です。
2つ目は、「いい人いない」「ここで出会いなんてなさそう」と、初っ端から心が折れるパターンです。
全然「いいね」がなかったり、検索してもタイプの人が見当たらない場合はそのアプリが合っていない可能性があったり、ステータスが見合わなかったりするので他のアプリも登録しても良いでしょう。
たくさんの人と同時進行している
マッチングアプリは数人の異性との同時進行が普通ですが、出会うまでのハードルは高いです。そのため、途中で誰と途切れるかわからず、ある程度の人数はキープしたい気持ちになります。
しかし、気づかないうちにそのつながりがストレスになっているものです。メッセージを交わす人数が、常に5〜10人以上で同時進行している場合は、キャパ超えの可能性があります。
それだけメッセージを重ねても会える人は0人ということもあるのです。
面倒が先立ってその先の行動ができない
マッチングアプリを開いて「いいね」やメッセージをチェックすることはできても、その先マッチングしたりメッセージを返したりできない人も多いです。出会いは求めていても、なんとなく面倒な気持ちになるのです。
原因としては、「メッセージを返すことに疲れた」「メッセージが続くように質問を考えるのが面倒」「会うまでのやりとりやりにモチベが上がらない」などが挙げられます。
さて、あなたの婚活疲れの原因がメッセージの段階なのか、会うことに対してのものなのか、もしくは全ての理由から疲れてしまったのか把握できたでしょうか?
次に、出会うまでの面倒を解消する対処法を紹介していきます。
マッチングアプリのメッセージに疲れたときの対処法
マッチングするものの、メッセージのやりとりに疲れた人は、マッチングの質に問題があるかもしれません。メッセージのやりとりに疲れたときの考え方を見ていきましょう。
本当に会いたい人だけにメッセージする
「いいね」をくれた人がどれも魅力的に見えて、選別せずに片っ端からマッチングしている人は考え直すべきです。何目的でマッチングアプリを利用しているか「本心」は人それぞれですが、結婚を目的に考える場合は、「本当に良いと思った人だけにする」という基本スタンスが大切です。当たり前ですが、結婚できるのは一人です。
とりあえずマッチングしてから考えるのは相手にも失礼です。真面目に婚活している人ほど繊細なもので、「マッチングしたのにメッセージの返信がない!」とショックを与えるだけだからです。
そのため、「プロフィールを読んだ上で本当に会ってみたい」と思える場合のみマッチングするようにしましょう。そうすればメッセージの返答で辟易する必要もなくなり、本当に会いたい相手に集中できてストレスも軽減します。
マッチング後すぐはテンプレメッセージで対応しても良い
最初のメッセージはある程度内容が決まっているはずです。簡単な自己紹介ならテンプレを作っておいてコピペでO.K.です。イチから入力していると疲れて仕方がありません。出会うまでの効率を考える工夫をして極力ストレスをなくしましょう。
スマホのメモ帳に数パターン作っておいて、マッチングしたらそのまま送りましょう。ラクできるところは手を抜いてストレス軽減しても良いのです。
メッセージの長さでストレスを溜めない
「メッセージの送り方はこうあるべき」というルールは決まっていません。結局、気になる人と出会えたら良いからです。無理して文章を考えている人は、メッセージが長すぎたり、考えすぎたりして大切な時間や思考を奪われて、疲れている可能性があります。
とはいえ、あまりにも短文だったり、温度感の低い人はそれだけでメッセージが続かないので見極めが必要です。この良し悪しは相性の問題なので、無理に向いてない人とメッセージのやりとりを続ける必要はありません。
あなたなりのマイルールを決めてストレスを溜めない範囲でメッセージを続けましょう。
ストレスを溜めないマイルールを設定する方法
婚活の難しいところは自分だけではどうにもできないところです。相手の気持ちがあるので、我を通しすぎても上手くいきません。
一方、相手に合わせすぎてもあなたにストレスが溜まっていきます。そのため大切なのは自分なりのルールを持って婚活することです。メッセージを送るときのルールについておすすめの方法をご紹介いたします。
質問文をあらかじめ決める
メッセージを続けるために質問文を考えるのが面倒であれば、その質問をあらかじめ決めておいて、反応が悪かったら潔く徹底するという方法がおすすめです。
せっかくマッチングしたご縁にもったいなさを感じたら、メッセージに疲れた時点で「会ってみませんか?」と聞いてみるのも良いでしょう。
例えば、以下のようなルールを決めておくと気持ちがラクになります。
メッセージを送る時間やタイミングを決める
メッセージの内容だけでなく、マッチングアプリを開いて返信をする時間やタイミングまで決めるとメリハリができて良いです。
毎日ダラダラ続けていると、それだけで余暇が過ぎてしまいます。もっと優先すべきことがあるはずなのに、それだけで時間を浪費するのはもったいないです。
例えば、「通勤中などの隙間時間」や「帰宅後1時間まで」とマッチングアプリを開くタイミングを決めると良いでしょう。
「マッチングアプリ開いて閉じて……」を無駄に繰り返していると、どんどんでストレスが溜まるので、そのような使い方をしていたら見直しましょう。
マッチング中の相手を見て断捨離する
マイルールの中には相手への「断捨離」も効果的です。
「この人もあの人も!」と欲張り、ッセージを送る相手が増えて、ストレスを抱える人も多いです。関係性の浅い人が10人いても、一人も会えなければ時間の無駄です。
断捨離方法としては、「今現状、会いたい気持ちがなければ撤退する」です。とてもシンプルな方法ですが、これをすると、本命が明確になり、本命がいなくても整理できた時点でなんだか良いご縁が見つかりそうな気がしてくるものです。
「結婚」という観点から合いそうな人だけを残しましょう。
早めに誘うというマイルールが大事
マイルールがない人は相手に影響されるので、会うまでに時間がかかってしまいます。お互いに誘わず、そのままダラダラとメッセージを続けるか、そのまま自然消滅していくからです。
会うまでのメッセージ期間が長すぎると、その段階で力尽きてしまいます。
会わなければわからない部分もたくさんあるので、自分から誘ったり、誘わせるように仕向ける方法で早めに誘う工夫をしてみましょう。
マッチングアプリ自体に疲れた場合の対処法
メッセージのやりとりがどころか、マッチングアプリを使って婚活することに疲れたという人も多いでしょう。そのように苦戦するあなたに向けて、マッチングアプリ自体に疲れたときの対処方法を解説していきます。
マッチングアプリが自分に合っているか見直してみる
婚活系のマッチングアプリはたくさんありますが、あなたに合ったマッチングアプリを利用できているでしょうか?
広告に釣られて登録したものの、そのマッチングアプリのサービスがあなたに合っていなければ、どれだけ試しても無理かもしれません。客観的にあなたに合ったマッチングアプリを利用できているか再確認するのも一つの手です。
マッチングアプリを辞めてみる
「マッチングアプリは散々いろいろな種類を試した。それでも上手くいかない!」という人は、思い切って一度マッチングアプリを全て退会してみましょう。
できる努力はしたのに、それでもうんざりしてしまうのは、マッチングアプリという婚活方法が間違っていたのかもしれません。
マッチングアプリを辞めて、紹介や婚活パーティー、結婚相談所など、その他の出会い方で婚活してみることをおすすめします。
「なかなか出会えない」「いい人がいない」につながる理由
マッチングアプリは会員数が多くても、なかなか出会えなかったり、いい人がいないという不満が溜まっている人も多いはずです。考えられる理由は、「マッチングアプリが合っていない」「高望みしすぎている」などが挙げられます。
その中でも、「真剣味の足りない人が多くて疲れる」という意見も多いです。マッチングアプリは結婚願望があって利用しているだけでなく、遊びやデート感覚で利用している人も多いからです。
真剣に婚活している人にとって、結婚願望のある人と出会うという選別は難しいでしょう。
それでは、いったい結婚願望のある理想のパートナーと出会うためにはどうすれば良いのでしょうか?
真剣に婚活したい人は結婚願望のある人だけと出会う
「結婚」という同じ目的の人が集まるところで婚活しないと、効率やモチベーションが下がってしまいます。
メリハリをつけてマッチングアプリを使う必要がありますが、始めるからには「最低でも5人と会う!」など短期的かつ具体的に目標を決めるのも良いでしょう。
それが上手くいかなかった場合は潔く退会して、他のマッチングアプリを試したり、結婚願望のある人だけが集まる結婚相談所を活用するのも一つの手です。
マッチングアプリで婚活疲れを引き起こすだけでモチベーションが下がるなら、他の婚活方法を試してみましょう。
マッチングアプリに疲れたら目標を設定しよう!
婚活疲れを感じたら、あらためて目標を設定してみましょう。なんとなく続けていても疲れは溜まる一方です。
結婚生活で実現したいことを考えて、それに向かって出会いを求めるべきです。
そのときに心がけたい目標設定の方法について見ていきましょう。
結婚するまでの期間は?
まずは結婚するまでの期間を設定しましょう。ダラダラ続けていても婚期を逃します。
例えば、「1年以内」「年末までに」「誕生日までに」などが挙げられます。あなたにとって覚えやすくモチベーションが続く期間を設定すべきです。
目標を設定すれば、逆算して「今、自分が何をすべきか?」が明確になるのでスケジュール管理の意味でも有効です。
どんな人と結婚したいか?
結婚するからには相手に求める条件があるはずです。この目標を頭で考えているだけでなく、しっかりと文字にして書き出してみましょう。
おすすめは最高でも3つまでにします。
例えば、女性の場合「年収は500万円以上」「大卒以上」「公務員」「身長が180cm以上で……」と条件をたくさん挙げてしまうと、出会いの幅が狭くなり男性の本質を見失ってしまいます。
あなたにとって運命の出会いはどんなところで訪れるかわかりません。
だからこそ、条件は3つまでと決めて、それが合っていたら「出会ってみて判断する」など柔軟な気持ちが大切です。
そのためにどうするべきか?
最後に、理想と現実があまりにもかけ離れていると、婚期を逃してしまいます。あなたが設定した目標が本当に実現可能なのか客観的に判断し、「その目標がどうすれば叶うのか?」を具体的にイメージできるか自問自答してみてください。
なんの戦略もなく、プライドだけで突っ走るようでは目標の再設定が必要です。
結婚までの道のりを逆算し、出会いから交際、結婚へのイメージしながら婚活してみると、出会いを楽しめるようになるでしょう。。
まとめ
マッチングアプリによる婚活疲れは、大切なプライベートの時間をどんどん奪ってしまいます。
結婚というゴールに向けて、あなたの負担がないようにマッチングアプリとの向き合い方を考えてみましょう。
そして、何も目標なく婚活している人は、目標を設定することでメリハリが生まれます。
ぜひ今回の内容を参考に、上手にマッチングアプリを活用してみてくださいね。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。